ロシアの隣国ジョージアで議会選挙のやり直しを求めて大規模なデモが行われました。
ジョージアの首都トビリシで28日、数千人の野党支持者が国会議事堂近くに集結し、26日に行われた議会選挙のやり直しを求めました。
地元メディアなどによりますと、デモを呼び掛けたサロメ・ズラビシビリ大統領は、親ロシア派の政権与党が選挙で不正を行ったと主張しました。
そのうえで、「国民の票を守る」と述べ、他の国の指導者らと対応を協議していると明らかにしています。
デモは開始から約1時間半後に野党指導者らが終了を発表し、衝突などは見られなかったということです。
議会選挙は選挙管理委員会の発表では、親ロシア派とされる与党「ジョージアの夢」が54%を獲得しました。
一方、非政府系メディアによる事前の出口調査では「親欧米」路線を掲げる野党側の勝利という調査結果が出ていて、不正も報告されています。
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