イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘停止などをめぐる交渉で、イスラエル側が初めて、恒久的な停戦を議論する用意があることを伝えたとアメリカメディアが報じました。

アメリカメディア「アクシオス」によりますと、イスラエルとハマスとの戦闘の停止や人質の解放をめぐる交渉で、イスラエル側が「人質が解放されれば、恒久的な停戦を議論する用意がある」とハマス側に初めて伝えました。

また、ホワイトハウスによりますとバイデン大統領は28日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、ハマスとの交渉をめぐり議論したほか、イスラエルが検討しているガザ南部ラファへの侵攻について、反対する立場を改めて伝えたとしています。

ラファへの侵攻をめぐっては、アメリカのカービー大統領補佐官が28日、イスラエルが「アメリカ側との事前協議なしには実行しないと保証した」と話しています。

こうした中、ニューヨークタイムズは複数のイスラエル当局者の話として、ICC=国際刑事裁判所がネタニヤフ首相らイスラエル政府の高官に逮捕状を出す準備をしていると報じました。ハマスとの戦闘について「過度に厳しい対応を取った」ことなどが理由とされています。

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