イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が中東の紅海で商船を攻撃した際、ロシアが目標の衛星データを提供していたと報じられました。

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙は24日、ヨーロッパの複数の防衛当局者らの話として、今年初め、「フーシ派」が紅海を航行する欧米の船舶をミサイルや無人機で攻撃した際に、ロシアが提供した衛星データを使用したと報じました。

データは、「フーシ派」を支援するイランの精鋭部隊「革命防衛隊」のメンバーを通じて渡されたとしています。

ロシアによる情報提供は、世界有数の石油運搬航路である紅海において船舶を攻撃することで、ウクライナを支援する欧米諸国などの経済や国際秩序に打撃を与える狙いがあるとしています。

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