■道路冠水で大漁?深刻な事故も…
インド南部で続く雨期。記録的な大雨となっています。
冠水した道路を歩く男性。手に持った袋の中には大量の魚が。すぐそばの路上で取れたばかりのものです。
大雨で水浸しとなった町。深刻な事故も発生しています。
嵐のなか、建設中のビルが倒壊。多くの作業員が巻き込まれたのです。カメラは、その瞬間を捉えていました。
インド南部のベンガルールで22日、建設中の7階建てビルが突然、倒れました。
作業員
「私たち4人のうち3人は脱出できたが、1人は身動きが取れず亡くなった」
倒壊の瞬間を捉えた映像では大きく傾き、基礎部分から折れて横倒しとなっています。多くの作業員が巻き込まれ、これまでに少なくとも5人が死亡しました。
■背景には“急速な都市化”も
事故当日、ベンガルールは記録的な大雨に見舞われていましたが、さらに別の原因も浮上しています。
カルナータカ州 副首相
「鉄筋も土台も適切な状態ではなかった。この小さな区画に7階建ては違法建築だ」
近年、ハイテク産業の中心地として急速に都市化が進んでいるベンガルール。一方でインフラの整備が進んでおらず、一部建設業者による手抜き工事も相次いでいるということです。
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