(写真はイメージです)Vera Larina-shutterstock
<ある女性が枕の中に隠れていたクモを発見。動画を撮影し、注意喚起を行うとクモ恐怖症のネットユーザーたちが恐怖に震え上がった>
いきなりベッドに飛び込むのはやめて、まずは隅々までチェックした方がいい――。ある女性がTikTok動画でネットユーザーたちにアドバイスをしている。
【動画】寝る前にはご注意を...枕の中に隠れる巨大クモを発見、恐怖の映像に「見るんじゃなかった」との声も
一体なぜ? 発端は、女性が枕と枕カバーの間に潜む大きなクモを発見したことだった。
「この秋は枕のチェックを」という字幕の入った映像は10月11日、@livinginneutral_のアカウントにより投稿され、これまでに420万回以上再生されている。
投稿には「ゾッとした。ブルース・オールマイティが私のベッドでスヤスヤ」という説明が添えられている。この投稿は大きな反響を呼び、18万9000件を超える「いいね」に加え、クモ恐怖症のユーザーからのコメントが殺到した。
同じような経験を語るユーザーもいて、それ以来、確認してからでないとベッドに入れなくなったという人も多かった。
「枕の裏にいるのを見つけたことがあって、今は毎晩チェックせずにはいられなくなった」という書き込みに対し、投稿者は「一度自分の身に起きてしまったら、一生枕チェックは欠かせなくなると思う」と返信している。
「毎晩枕の下をチェックして、掛け布団を揺すって、それから天井や隅々を全部見回している」というコメントもあり、投稿者は自分も同じことをすると宣言。クモが好んで人のベッドでくつろぐなんて考えてもみなかったと言い添えた。
実際のところ、冬はクモの住宅へ侵入が多くなる。ただし暖を取るためではないらしい。テキサス州の害虫駆除業者ロムニー・ペストコントロールによると、クモは順応力が高い生き物で幅広い環境で生息できるという。変温動物のクモは、冬の間は冬眠に似た休眠状態に入るのだ。
ほかにも「暗闇の中でベッドに寝ながらこんなの絶対に見るんじゃなかった」「こんな動画を見ないまま一生を過ごすこともできたはずなのに。おかしくなるほどクモが怖い」というコメントもあった。
そんな恐怖を感じるのはTikTokユーザーだけに限らない。調査会社ユーガブが2022年に行った調査によると、アメリカ人が最も怖がっている物の筆頭はクモだった。成人1000人を対象にした調査では、一般的に男性よりも女性の方が、這い回る生き物を怖がる傾向にあった。
性別による差が最も大きかったのはヘビで、怖がる女性は男性より20%多かった。クモや昆虫、混雑した空間に恐怖を感じる人も、女性が男性を大幅に上回る。全体では、回答者の30%がヘビ、28%が高所、24%がクモにそれぞれ恐怖を感じていた。
医療機関クリーブランドクリニックでは、恐怖心に対応するには主治医か心療内科に相談するよう勧めている。気持ちを落ち着かせるには以下の方法を試すのもいいという。
リラクゼーションの実践
・深呼吸エクササイズ(鼻からゆっくり息を吸い、3秒間待って口からゆっくり息を吐く)
・瞑想
・マインドフルネス
・漸進的筋弛緩法(さまざまな筋肉に力を入れ、脱力する)
心を落ち着かせる思考に集中
自分に平和と平穏をもたらすものをイメージしてそれに集中する
本誌は@livinginneutral_にTikTok経由でコメントを求めている。今回の出来事の詳細は確認できていない。
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