ロシアで主要新興国によるBRICS首脳会議が開幕しました。議長国を務めるプーチン大統領の狙いとは何なのでしょうか。
「ロシアは孤立していない」「ロシアを孤立させる西側の試みは失敗した」そうアピールすることがプーチン大統領の狙いです。
ロシア大統領府は今回の首脳会合を史上最大規模の外交イベントの一つと位置付け、トルコなどもオブザーバーとして呼び、36カ国が参加します。
ロシアは世界の人口の45%を占めるBRICS諸国を味方に付け、欧米諸国に対抗したい考えです。
しかし、インドなど多くの参加国は欧米との良好な関係を維持したい考えです。
ウクライナへの侵攻を巡ってもロシアの立場を全面的に支持している国はほとんどありません。
クレムリンに近い関係者も「見掛け倒しで実態はない」と指摘していて、重要な合意が達成される見通しはありません。
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