中東シリアの首都ダマスカスでイスラエル軍の攻撃により車が爆発し、少なくとも2人が死亡しました。イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の金融部門トップが標的だったとされています。

 シリアの国営メディアは21日、ダマスカス西部のメッゼにある情報省の近くに止まっていた車が爆破され、シリア国籍ではない少なくとも2人が死亡し、3人がけがをしたと報じました。

 シリア人権監視団によりますと、イスラエル製とみられるドローンから発射されたミサイルが直撃したということです。

 イスラエル軍のハガリ報道官は、ヒズボラの金融部門のトップが標的で、この人物はイランから資金を流す役割を担っていたと主張しています。

 当時、近くでは、16日に殺害されたイスラム組織「ハマス」の最高指導者、シンワル氏を追悼する集会が開かれていたということです。

 現場周辺は、ハマスなどの後ろ盾となっているイランの大使館もある地区です。

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