イスラム組織ハマスの政治部門幹部ハリル・ハイヤ氏は18日のテレビ演説で、最高指導者シンワル氏の死亡を認めたうえで、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃をやめ、撤退するまで「人質は戻らない」と述べた。
イスラエルにとって「最大の標的」を殺害したことで、国内外から停戦交渉の進展に期待が高まっているが、ネタニヤフ首相は人質の解放まで戦闘を続けると宣言している。
ガザ地区では約100人の人質がハマスに拘束されたままだ。昨年10月の越境攻撃では約1200人のイスラエル人らが殺害され、その後の戦闘ではこれまでに4万人以上が死亡している。【エルサレム松岡大地】
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