南シナ海の領有権をめぐり中国との対立を深めるフィリピンは、アメリカや日本などとともに、相互運用性を高めるための合同軍事演習を実施しました。
フィリピン北部ルソン島沖で2週間にわたって行われた合同軍事演習には、アメリカ軍や日本の海上自衛隊のほか、フランスやオーストラリアなど合わせて6か国から1000人以上が参加しました。
参加した各国は対潜水艦の訓練や共同パトロールを想定した航行訓練などを実施。南シナ海や台湾周辺で軍事的な威圧を強める中国を念頭に、相互運用能力を高めるほか、関係国の連携を強化する狙いがあるとみられます。
フィリピン海軍のデカピア副司令官は「平和を脅かす問題に立ち向かうため、より高いレベルでの防衛協力が急務だ」と強調しました。
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