大谷翔平選手の先頭打者ホームランで幕を開けた第4戦、メッツの地元ニューヨークはどんな様子でしょうか。

 (小松靖記者報告)
 大谷選手のプレーボール直後の一発は、メッツファンにとっては、前夜のダメ押し3ランの悪夢の続きとなり、開始早々異様な雰囲気に包まれました。

 大谷選手のホームランに希望を打ち砕かれた球場内は、一瞬空気が固まりました。

 ボールがスタンドに飛び込んだことを確認するや、観客の9割を占めるメッツファンからは、地鳴りのようなブーイングが、そんなに息が続くのかと思うくらい鳴り響きました。

 メッツも大谷選手をこれ以上勢いづかせたくないのか、第二打席以降はすべてフォアボールとなりました。

 先発した山本由伸投手は、その裏いきなりソロホームランを打たれましたが、5回途中まで2失点8奪三振と大アウェーの中、先発の役割を見事に果たしました。

 試合は、現在7対2でドジャースがリードしています。

 もしドジャースがこの第4戦に勝つと、ワールドシリーズ進出に王手ということになり、大谷選手自身の目標にもまたひとつ、近付くことになります。

写真:AP/アフロ

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