アメリカのバイデン大統領はイスラエル軍がハマスの最高指導者シンワル氏を殺害したと発表したことを受け、「今こそ戦争を終わらせる時だ」と述べました。
バイデン大統領
「今日は世界にとって良い日だ。この戦争を終わらせ人質を帰国させる時が来た」
バイデン大統領は17日、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談で、シンワル氏の殺害について非常に満足していると伝えたことを明らかにしたうえで「ガザでの停戦に向けて今こそ前進しなければならない」と、外交努力の必要性を強調しました。
また、近く、ブリンケン国務長官をイスラエルに派遣する考えを示しました。
バイデン政権としてはシンワル氏殺害をきっかけにイスラエルに停戦交渉を促すことで、来月のアメリカ大統領選挙でパレスチナに同情するリベラルな有権者やアラブ系住民の離反に歯止めを掛けたい狙いがあります。
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