イスラエル軍はガザ地区で戦闘を続けるイスラム組織「ハマス」の最高指導者・シンワル氏を殺害したと発表しました。
イスラエル軍は17日、ガザ地区南部での作戦で3人のテロリストを殺害したと発表しました。
遺体のDNA型などの特定を進め、このうち1人はハマスの最高指導者のヤヒヤ・シンワル氏だと確認したとしています。
シンワル氏は去年10月7日のイスラエルへの奇襲を首謀したとされ、前の最高指導者・ハニヤ氏がイランで暗殺された後、8月に新たな最高指導者に選出されていました。
シンワル氏死亡の発表を受け、アメリカのバイデン大統領は「世界にとって良い日だ」と声明を出し、「障害はもはや存在しない」として停戦交渉の進展を促しました。
イスラエルのネタニヤフ首相は「この戦いはまだ終わっていない」「人質が戻るまでは全力を尽くす」としています。
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