ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアに対する「勝利計画」を発表しました。
ゼレンスキー大統領は16日、ウクライナ議会で5項目の「勝利計画」を表明しました。
NATO=北大西洋条約機構への加盟を最優先に挙げたほか、ロシア領内での作戦継続や、長距離兵器の使用制限解除を強調しました。
「計画がすぐ実行されれば、遅くとも来年には戦争を終結させることができる」としています。
そのうえで、アメリカのバイデン大統領と電話会談し、「勝利計画」の状況を説明しました。
バイデン大統領は軍事支援を強化する考えを示し、アメリカは防空システムや空対地ミサイルなど、4億2500万ドルの追加支援を発表しています。
一方、NATOのルッテ事務総長は「理解を深める必要がある項目が数多くあり、現状では計画全体を支持するのは難しい」と述べています。
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