政財界の大物も頼った人気占い師の藤田小女姫さん(当時56歳)親子が、30年前にハワイで殺害された事件で、殺人の罪で服役していた日本人の男が刑務所内で殺害されたと地元メディアが伝えています。

■同部屋に収監の38歳受刑者の犯行か

福迫雷太受刑者(当時29歳)
「無実の主張をします。絶対やっていません」
「不安ですが、頑張ります。必ず戻ります、無実で」

 無実を訴え続けていた福迫雷太受刑者(59)が、30年間服役していたアメリカの刑務所内で殺害されました。

 福迫受刑者は1994年2月、ハワイのホノルルで占い師の藤田小女姫さんと息子・吾郎さん(当時20歳)を射殺したとして逮捕されました。

 小女姫さんは、天才霊感少女として度々メディアに登場。政財界の大物が頼るほどの人気占い師でした。

 福迫受刑者は無罪を主張していましたが、事件から1年半後、裁判で言い渡された判決は「終身刑」でした。

福迫受刑者(当時30歳)
「何も言いません。この裁判に圧力を加えている人に言います。僕は何も言いません」

 この意味ありげな発言など、藤田小女姫さん親子殺害事件は、謎の多い事件としてメディアにも度々取り上げられてきました。あれから30年…。

 殺害された福迫受刑者の首には鋭利な物体が刺さっていて、地元当局は同じ部屋に収監されていた38歳の受刑者による犯行とみて詳しい状況を調べています。

(「グッド!モーニング」2024年10月16日放送分より)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。