フィリピン当局は南シナ海でパトロールをしていた2隻の船が中国の船から「わざと衝突された」とし、当時の映像を公開しました。
映像には金属がこすれ合う大きな音が海上で何度も鳴り響いている様子が記録されています。
フィリピン漁業水産資源局は15日、フィリピンが実効支配している南シナ海のパグアサ島近くで11日、パトロール中だった2隻の船が中国の船から衝突されたと発表しました。
発表によりますと、中国の船は衝突の前にも危険な操縦をしていて、フィリピンの船の進路を妨害していたということです。
フィリピン側は中国軍の関与が疑われる「海上民兵」の船だったと指摘し、「わざと衝突された」と非難しています。
一方、中国外務省は「フィリピン側の公船が中国の海域を危険な方法で航行し、正常に操業していた中国漁船と衝突した」と主張しています。
画像:BFAR
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