男子児童が登校中に襲われ死亡した中国・深セン市の日本人学校で、きょうから登校が再開されました。

広東省・深セン市の日本人学校は先月18日、登校中の男子児童が刃物を持った男に襲われ死亡した事件を受け、授業をオンライン方式に切り替えていました。

外交筋によりますと、通学の安全態勢が整備されたとして、きょうから登校を再開しました。これまで半数以上のおよそ150人の児童生徒が徒歩で通学していましたが、学校の近くであっても送迎バスが導入されることになったほか、すべてのバス停に警備員を配置したということです。

1か月間は日本政府の予算で専用のアプリでタクシーを利用できる態勢も取り、徒歩で通学する児童生徒はいなくなる見込みだということです。

また、通学の際はランドセルを使用しないよう呼びかけるとともに、いまも不安を感じる児童生徒についてはオンラインでの授業を継続するということです。

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