(有働由美子キャスター)アメリカを襲った“100年に1度”のハリケーン、現地取材で被害の全容が見えてきました。

■ドーム屋根も吹き飛ぶ 幹線道路も冠水
(鈴木彩加記者)「あちら前方の信号機が消えています。明かりがついていません。ハリケーン直撃から3日が経ってもまだ停電が続いているようです。」
9日、アメリカ南部フロリダ州に上陸したハリケーン「ミルトン」。38もの竜巻が発生。豪雨と高潮で洪水が起き、地元メディアによると、これまでに23人の死亡が確認されました。
竜巻が通った跡でしょうか…住宅は跡形もなく粉々に…こちらは幹線道路。完全に水に浸かっています。
メジャーリーグ、タンパベイ・レイズの本拠地スタジアムも…住民の避難場所になる予定でしたが、ドームの屋根が吹き飛ばされました。
(鈴木彩加記者)「こちらはおよそ3mの高潮が発生したエリアで、このコミュニティでは一時孤立状態となりました。今、住民の方たち、住めなくなった家から家財道具などを運び出す姿がみられます。」

■半年前購入の家も…“治安悪化”懸念
(鈴木彩加記者)「海に面したこちらのエリアには高潮と強風が押し寄せたということで、こうして家の目の前にまで船が打ち上げられてしまっています。」
2週間前にもハリケーン「ヘリーン」が上陸したフロリダ州。立て続けの被害に住民は…
(住民)「6カ月前にこの家を買ったばかりです。屋根も直さないといけない」
さらに、別の心配もあるようです。
(住民)「避難中で留守の家に空き巣が入り、警察が逮捕した話を聞いた。」


10月13日『有働Times』より

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