北朝鮮は南北で一発触発の戦争危機が高まっているとして、韓国とつながる道路や鉄道を遮断し、防御用の構造物で要塞化すると明らかにしました。

朝鮮中央通信によりますと、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は9日から韓国とつながる道路や鉄道を遮断し、堅固な防御用の構造物で要塞化する工事を進めるとしています。

国境付近で一発触発の戦争危機が高まり、南北の領土を徹底的に分離する措置で偶発的な衝突を避けるため、アメリカ側に通知したとも説明しています。

また、朝鮮中央通信は7日、8日に首都・平壌で最高人民会議が開かれ、憲法の一部改正が採択されたと明らかにしました。

金総書記は今年1月、憲法に韓国を「敵国」と明記するよう指示していましたが、この方針が反映されたかについては明らかにされていません。

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