シリアの首都ダマスカス郊外にイスラエルの攻撃があり、女性や子どもを含む7人が死亡、11人がけがをしました。

 ロイター通信はシリア国営メディアを引用して、8日夜、ダマスカス郊外の建物にイスラエル軍の攻撃があり、女性や子どもを含む7人が死亡し、11人が負傷したと伝えました。

 攻撃はミサイル3発によるもので、イスラエルが占領するゴラン高原の方角から飛来したということです。

 「シリア人権監視団」はこの攻撃で9人が死亡し、そのうち2人はシリア以外の国籍だとしています。

 標的となった建物には「イラン革命防衛隊」やイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の関係者が頻繁に出入りしていたということです。

 イスラエル軍は8日も、ガザ地区やレバノンへの攻撃を続けていますが、シリアへの攻撃についてはコメントしていません。

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