イランの外相は「イスラエルがイランのインフラへ攻撃すれば強い報復に直面することになる」とけん制しました。

イランは先週、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射しイスラエルは石油施設などへの報復攻撃を検討しているとみられます。

これを受け、イランのアラグチ外相は8日、「イランのインフラに対するいかなる攻撃もより強い報復に直面するだろう」とけん制しました。

その上でアラグチ外相は「イスラエルのどんな標的でもミサイルで攻撃することができる」と強調しています。

イスラエルはイランによる10月1日の180発以上の大規模なミサイル攻撃に対して報復を宣言していますが、報復の時期や規模についてアメリカなどと協議しているとみられています。

こうしたなかイスラエルは、隣国レバノンへの地上侵攻に追加の部隊を投入するとともに、7日の首都・ベイルートへの空爆で親イラン武装組織ヒズボラの司令官を殺害したと発表していて、攻勢を強めています。

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