イスラム組織「ハマス」とイスラエルの戦闘が始まってから1年が経ちました。世界各地で犠牲者の追悼や戦闘終結を求めるデモが行われました。

 去年10月7日にハマスがイスラエルにしかけた大規模な奇襲攻撃では、およそ1200人が殺害され、今も101人が人質として捕らえられたままです。

 1年を迎え、イスラエルやアメリカ、ヨーロッパなどの世界各地で犠牲者を追悼し人質の解放を求めるデモに大勢が参加しました。

 エルサレムでは市民らがネタニヤフ首相の自宅前まで行進し、戦闘の終結を政府に訴えました。

 一方、イスラエルに対して、パレスチナなどへの攻撃は虐殺だとして止めるよう訴えるデモも世界各地で行われました。

 ガザ地区では、この1年間で4万1909人が死亡しています。

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