イスラエルによる親イラン武装組織ヒズボラの拠点への攻撃が続くレバノンで、死者数が2000人超に上ることが分かった。レバノン政府は過去1年の死者数として公表したが、そのほとんどは過去2週間に殺害されたという。写真は10月4日、レバノンの首都ベイルート南部で撮影(2024年 ロイター/Ali Alloush)
イスラエルによる親イラン武装組織ヒズボラの拠点への攻撃が続くレバノンで、死者数が2000人超に上ることが分かった。レバノン政府は過去1年の死者数として公表したが、そのほとんどは過去2週間に殺害されたという。
死者に数十人の女性や子どもが含まれていることを指摘し、レバノンはイスラエルが民間人を標的にしていると非難している。民間人とヒズボラ戦闘員の人数の内訳は明らかにしていない。
国連のデュジャリック報道官は民間人の死亡は「全く受け入れられない」とした
一方、イスラエルは、攻撃はヒズボラの軍事拠点を標的にしており、民間人への被害リスクを軽減する措置を講じていると主張している。イスラエルは、ヒズボラやパレスチナのイスラム組織ハマス構成員が民間人の中に隠れていると非難しているが、両組織ともこれを否定している。
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