レバノンへの地上侵攻を続けるイスラエルと親イラン武装組織・ヒズボラとの戦闘が激しさを増し、イスラエル側で初めて死者が出ました。

イスラエル軍は3日、レバノンの首都ベイルート中心部を空爆し、9人が死亡しました。

イスラエル軍も、地上侵攻しているレバノン南部で兵士8人が殺害されるなど、戦闘が激しさを増しています。

こうした中、日本政府は3日、レバノンに滞在していた日本人2人が、近隣のキプロスにチャーター船で退避したと発表しました。

一方、アメリカのワシントン・ポストは、イスラエルの政府高官がバイデン政権に対し、「イランに対する大規模な報復を行う必要性を感じていないと伝えてきた」と報じました。

しかし、バイデン政権などは「イスラエルがイランの石油施設などを攻撃することによって、事態がさらに悪化することを懸念している」として、懐疑的な見方も伝えています。

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