バイデン米大統領(写真)は3日、スラエルがイランによるミサイル攻撃の報復としてイランの石油施設を攻撃することを支持するかという記者団からの質問に対し「議論しているところだ」と応じた。7月撮影(2024年 ロイター/Evan Vucci/Pool via REUTERS)

バイデン米大統領は3日、イスラエルがイランによるミサイル攻撃の報復としてイランの石油施設を攻撃することを支持するかという記者団からの質問に対し「議論しているところだ」と応じた。

さらに「今日は何も起こらない」と述べ、3日中にイスラエルが報復攻撃に踏み切る可能性を否定した。


 

バイデン氏は2日、米国がイスラエルによるイラン核施設への攻撃を支持するかという質問に対し「答えはノーだ」と応じていた。

その後、米当局者は「バイデン大統領が述べたように、われわれは引き続きイスラエルと1日の攻撃に対する対応を協議している」とし、イスラエルがイラン石油施設を攻撃するかどうかを含め、「どのように対応するかなお検討中とわれわれは理解している」と述べた。

米国防総省のシン副報道官も、イスラエル当局者とイランの攻撃への対応を巡り協議中とした。ただ詳細には踏み込まず、「イスラエルと協議しているが、イスラエルの対応を巡り憶測するつもりはない。しかし、米国はイスラエルとの関与を続ける」と述べた。



[ロイター]


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