敗北認めないトランプ氏の考えただすと明言を避け…アメリカ大統領選の副大統領候補が初のテレビ討論会　移民問題など巡り論戦繰り広げる

11月のアメリカ大統領選挙に向けた、民主党と共和党の副大統領候補による初のテレビ討論会が行われました。

CBSテレビ主催の討論会は1日、アメリカ・ニューヨークで行われ、民主党のウォルズ・ミネソタ州知事と共和党のバンス上院議員が、移民問題などを巡り論戦を繰り広げました。

共和党・バンス氏：
アメリカは歴史的な移民危機にある。ハリス氏がトランプ氏の国境政策を全てなかったことにしたからだ。

民主党・ウォルズ氏：
トランプ氏が移民を問題化しなければ、国民は団結して問題を解決できる。

ウォルズ氏が前回の大統領選挙での敗北を認めないとするトランプ氏の考えをただすと、バンス氏は直接答えるのを避けました。

ウォルズ氏：
トランプ氏は選挙に負けたのではないと言い続けている。彼は2020年の選挙に負けたのか？

バンス氏：
私は未来を向いている。ハリス氏は2020年のコロナ渦で国民が自分の意見を言うことを制しましたか？

ウォルズ氏：
全く答えになっていない。

終了後のCBSテレビの世論調査では、勝者をバンス氏とする回答が42%で、ウォルズ氏が41%と、ほぼ互角となっています。

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