国連総会の一般討論演説で28日、日本の山崎国連大使が演説を行い、国連の安保理改革を訴えました。

演説で山崎国連大使は、現代の国際社会にはロシアのウクライナ侵攻やガザ情勢など「対処するべき多くの課題がある」として、国際社会の現実を反映するために「大多数の国が安保理の常任理事国と非常任理事国、双方の議席拡大を求めている」と強調しました。

その上で、「統合された改革モデルの作成や文言ベースでの交渉の早期開始が不可欠」と各国に訴えました。

また演説では日朝関係についても言及し、拉致や核、ミサイルなどの問題を包括的に解決し「日朝の国交正常化の実現を目指す」と主張しました。

日本は例年、首相が一般討論演説を行っていますが、2024年は自民党総裁選と日程の調整がつかず、岸田首相の演説を山崎国連大使が代読する形となりました。

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