ウクライナへの侵攻を続けるロシアのラブロフ外相が国連総会で演説し、ウクライナを支援する欧米に対し、「自殺的」とけん制しました。

28日の演説でラブロフ外相は、NATO(北大西洋条約機構)の拡大が「ロシアの直接的な脅威になっている」などとして、改めてロシアがウクライナに侵攻したことを正当化しました。

その上で、ウクライナを支援する欧米などが「ウクライナ政権を通じてロシアを打ち負かす望みを持っている」などと非難しました。

さらに、ヨーロッパが戦いに身を投じる準備をしていると指摘し、「自殺的」と述べたうえで「核保有国と戦い勝利を目指すことの無意味さと危険さを語るつもりはない」と核使用をちらつかせて強くけん制しました。

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