25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落した。

米商務省が同日に発表した1~3月期実質国内総生産(GDP)の速報値は市場予想の前年比2.4%増を下回る1.6%増となり、インフレに対する投資家の不安を強めた。

また、朝方発表された1~3月期の物価指数の伸び率が大きく、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ開始が遅くなるとの観測が強まった。

結局、ダウ平均の下げ幅は一時700ドルを超え、前日比375ドル12セント安の3万8085ドル80セントで取引を終えた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反落し、100.99ポイント安の1万5611.76。

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