イスラエルとレバノンの親イラン武装組織ヒズボラとの衝突が激化する中、イスラエルのネタニヤフ首相は27日、国連総会の一般討論で演説し、イランが攻撃をしてきた場合は報復する姿勢を示し、イランをけん制しました。

ネタニヤフ首相は演説で、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスやレバノンの親イラン武装組織ヒズボラへの攻撃について触れ、「野蛮な殺人者たちから身を守る必要がある」として軍事作戦の正当性を強調し、今後も攻撃を続ける考えを示しました。

その上で、ハマスやヒズボラを支援するイランに対し「攻撃されれば我々もやり返す」と強くけん制しました。

一般討論演説では、各国から軍事作戦を続けるイスラエルへの非難が相次いでいて、ネタニヤフ首相の演説が始まる際には、一部の国が一斉に議場を離れる場面も見られました。

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