パレスチナ自治政府のアッバス議長が、国連総会の一般討論演説に臨み、イスラエルによる攻撃が続くパレスチナ自治区ガザでの停戦を訴えました。
26日の演説でアッバス議長は、ガザに対するイスラエルの激しい攻撃について「現代における最も凶悪な犯罪の1つ」と述べ、さらにアメリカについても「イスラエルに武器を提供し侵略を助長した」として、両国を強く非難しました。
そのうえで「責任は全世界にある」と主張し、ガザへの攻撃を止めるためにイスラエルへの制裁や武器の輸出の停止を各国に求めました。
また、停戦後のガザのあり方については、「1cmたりともガザを奪うことは許さない」として緩衝地帯などの設置を拒否し、イスラエルのガザからの完全撤退を求めました。
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