中国国防部は、44年ぶりに発射したICBM=長距離弾道ミサイルについて、「合法かつ合理的」と主張しました。

これは発射の翌日に中国軍が公開した発射実験の写真です。

中国国防省は25日、訓練用の模擬弾頭を搭載したICBM=長距離弾道ミサイル1発を太平洋の公海上に着弾させたと発表しました。

中国国防省の報道官は、26日開いた会見で、「発射実験は、兵器の性能などを検証するための日常的な軍事訓練であり合法かつ合理的である」と主張しました。

その上で、「中国の核政策は安定して持続しており、予測可能で、核の先制不使用の原則を一環して守っている」としています。

一方、中国外交部は、26日の会見で、日本の海上自衛隊の護衛艦が初めて台湾海峡を通過したことについて、「日本側の行動の政治的意図を強く警戒し、厳正な申し入れをした」と述べ、抗議をしたことを明らかにしました。

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