フジテレビでは今、持続可能な社会のために何ができるかを考える「楽しくアクション!SDGs」キャンペーンを行っています。
26日は、交通と環境問題について考えます。

世界で最も渋滞がひどい都市の一つといわれるイギリス・ロンドン。

交通量を減らすため、市は20年以上前から、中心部に乗り入れる車に税金を課すなどの対策を進めていますが、渋滞は一向に解消されません。

市民の意識改革が求められる中、今「カーフリーデー」と呼ばれる取り組みが注目されています。

道路を通行止めにして、車がない安全な街を体験してもらうこの取り組み。

この日は、ロンドン市内の200カ所で行われ、道路は子どもの遊び場に変わりました。

ロンドン市民:
大気汚染も減るし、子どもへの車による危険の心配も減る。

ロンドンは、2030年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標を掲げていて、そのためには交通量を27%削減しなくてはなりません。

ロンドン市徒歩・自転車担当のノーマン理事:
排出ゼロの達成にはほど遠く、人の行動を変えるためにも「カーフリーデー」のような日は重要です。

市民の意識を変えて、徒歩、または自転車や公共交通機関の利用を促すこの取り組み。

国連も年に一度の「カーフリーデー」を定めていて、世界的な広がりを見せ始めています。

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