ウクライナのゼレンスキー大統領が、国連総会の一般討論演説で、自身が提唱する和平案への支持を各国に訴えました。

25日の一般討論演説で、ゼレンスキー大統領はロシアが原発への攻撃を計画していると指摘し、「戦場で我々の抵抗を破れないから、ウクライナ国民の士気をくじく別の方法を探している」とロシアを強く非難しました。

また、中国などが独自の和平案を発表したことについて、ロシアに戦争を継続させる政治的余地を与えるとして批判し「決して受け入れない」と拒否しました。

その上で「ウクライナが世界を分断することはない」と強調し、自らが提唱する和平案「平和の公式」への支持を各国に訴えました。

ゼレンスキー大統領は26日に、アメリカのバイデン大統領、ハリス副大統領とそれぞれホワイトハウスで会談する予定で、和平実現に向けた「勝利計画」を提示するとみられています。

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