ウクライナ情勢や中東情勢などを巡り、国際社会の分断が深まる中、世界各国の首脳らが集まる国連総会の一般討論演説がアメリカ・ニューヨークの国連本部で始まりました。

24日に始まった一般討論演説で冒頭、国連のグテーレス事務総長は地政学的な対立や気候変動、人工知能の急速な開発といった課題から「この世界の状況は持続不可能だ」と警鐘を鳴らしました。

また、緊張が高まる中東情勢について「レバノンをもう一つのガザにするわけにはいかない」と述べ国際社会の団結を訴えました。

30日まで続く一般討論演説では、ウクライナのゼレンスキー大統領やイスラエルのネタニヤフ首相など世界各国の首脳らが演壇に立つ他、合わせて開催される安全保障理事会の首脳級会合ではウクライナ情勢や中東情勢を巡り激しい議論が予想されます。

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