中国で日本人の男子児童が男に刃物で刺され死亡した事件を受け、柘植芳文外務副大臣は北京で、中国外務省の幹部と会談しました。

北京を訪れている柘植副大臣は、中国外務省の幹部に対して真相の究明や再発防止策を求めるとともに、日本人の安全確保を要請したものとみられます。

柘植副大臣はこのあと、北京日本人学校の関係者や中国に進出している日本企業の関係者と面会し、意見交換を行う予定です。

先週、広東省深セン市で日本人学校に登校中だった10歳の男子児童が44歳の無職の男に刺され死亡した事件は、依然として犯行の動機や事件の背景は説明されていません。

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