中国・深センで日本人学校に通う男児が刺されて死亡したことを受け、北京では日系企業の団体などが現地の大使館に対して「安全は基本中の基本」と危機感を訴えました。

 今後の対応を協議する緊急会合の冒頭では、死亡した男児に黙祷(もくとう)が捧げられました。

 日本大使館側からは男児は歩いて登校中だったと明かされ、深センの日本人学校は今週は休校して来週以降は当面、オンライン授業を実施すると説明がありました。

中国日本商会 本間哲朗会長
「我々、在中日本企業にとって従業員等、家族の安心と安全の確保は我々が中国で事業活動を継続するための基本中の基本であります」

 中国日本商会の本間会長は「一部の企業は一時帰国などの措置を取り始めている」と述べ、日中両政府に対して安全確保への対策を求めました。

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