9月8日から行われている対ゲリラ作戦などを想定した陸上自衛隊とフランス陸軍の共同訓練の様子が17日、報道陣に公開されました。
この訓練は、ゲリラや特殊部隊への対処能力の向上とフランス陸軍との関係強化を目的としていて、日本国内での実施は初めてとなります。
17日は王城寺原演習場で、市街地でのゲリラ戦の訓練が行われました。訓練では自衛隊の援護射撃を受けながら、フランス陸軍が人質がいると想定した建物に突入しました。建物内の安全が確保されると自衛隊の救護部隊が侵入し、数分後、無事に人質を救出しました。
陸上自衛隊第9師団長 藤岡 史生 陸将
「この訓練で得た成果を踏まえさらに訓練を積み重ね、陸上自衛隊の戦術技量の向上に貢献していく」
第6軽機甲旅団長 ヴァランタン・セイラー 仏陸軍准将
「今回の訓練の成功がより野心的な日仏協力の基礎となったことをうれしく思います」
共同訓練は18日以降、岩手県の岩手山演習場へ場所を移し、今月20日まで続けられます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。