トランプ前大統領の暗殺未遂事件で、FBI(連邦捜査局)は会見で、ライアン・ラウス容疑者(58)が約12時間、現場で待ち伏せていた可能性があることを明らかにしました。

新たに公開された映像では、ラウス容疑者が抵抗することなく捜査員に拘束される様子が映っています。

捜査当局の調べで、ラウス容疑者は単独犯の可能性が高く、隠れていた茂みからライフル銃のほか、デジタルカメラや食料品が見つかったということです。

FBI特別捜査官:
携帯電話のデータによると、容疑者は12時間前にゴルフ場の近くにいたことが分かっている。

また、警護のシークレットサービスが銃口を発見し発砲しましたが、ラウス容疑者は発砲せず、車で逃走したということです。

事件についてトランプ氏は、SNSのライブ配信で4~5発の銃声が聞こえたと明らかにした上で、「自分の警護にもっと人員が必要」との考えを示しました。

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