9月16日、米アマゾン・ドット・コムは、来年から週5日のオフィス勤務を義務付ける方針を明らかにした。これまでの週3日の出社義務をさらに強化する。米ニューヨークのスタテンアイランドで2020年撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

米アマゾン・ドット・コムは、来年から週5日のオフィス勤務を義務付ける方針を明らかにした。これまでの週3日の出社義務をさらに強化する。

アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は、16日にウェブサイトに掲載された従業員宛文書で、この変更は「発明、協力、つながり」に必要と説明。週3日の出社義務の経験から「オフィス勤務による利点への確信が強まった」と述べた。

新型コロナ禍以降、企業は多くの従業員に在宅勤務を許可し、サンフランシスコやシアトルなど多数の都市でダウンタウンのオフィスがほぼ空室となっていたが、一部ハイテク企業は週2─3日の出社を義務付け始めている。

アマゾンは多くの競合他社より厳しい方針を取り、週3日出社の義務を守らず自主退職を告げられた従業員もいるという。

同社の広報担当者は新たな義務がそこまで厳しくなるかは明らかにしなかった。



[ロイター]


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