マレーシア警察は20の児童養護施設を一斉に摘発し、虐待を受けていた子どもら400人以上を保護しました。

 現地メディアによりますと、マレーシア警察は11日、中部のセランゴール州とヌグリスンビラン州にある20の児童養護施設に一斉に踏み込み、入所する子どもらに対して虐待をしていたなどとして施設の代表や職員、イスラム教の教師ら171人を逮捕しました。

 各施設にいた1歳から17歳の合わせて402人が警察に保護されています。

 子どもらは熱した金属を押し付けられたり、宗教的な治療と称して体を触られたりなどの虐待を受けていました。

 さらに、他の入所者に同様の虐待行為をするように強要もされていたということです。

 現地の警察は子どもらの健康状態に問題がないか確認を進めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。