犯罪収益の資金洗浄を行うグループが摘発された事件で、公開手配されていた主要メンバーの男が、逃亡先のフィリピンで拘束されました。
フィリピン当局などによりますと、伊藤真也容疑者(37)は、犯罪で得た収益約210万円を、経営実態のない会社の口座に移し替えた疑いなどが持たれています。
伊藤容疑者は、すでに逮捕された仲間とともに「リバトングループ」を名乗って、資金洗浄を繰り返していたとみられ、グループの主要メンバーとして大阪府警に公開手配されていましたが、9日、逃亡先のフィリピンで現地当局に身柄を拘束されました。
「リバトングループ」をめぐっては、これまでに17人が逮捕されていて、警察は今後、伊藤容疑者を日本に送還し、組織の全容解明など本格的な捜査を進める方針です。
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