中国で去年7月に外相を解任された秦剛氏が降格人事で外務省傘下の出版社に勤務していると、アメリカのワシントン・ポストが報じました。

8日付のワシントン・ポストは、アメリカ政府元高官の話として、中国の前外相・秦剛氏が中国外務省傘下で国際関係の書籍を出版する「世界知識出版社」に勤務していると報じました。

秦氏が配属されたのは今年の春ごろで、元高官は「降格人事で、外交官としてのキャリアは終わった」としているということです。

秦氏をめぐっては、外相を務めていた2023年に突然動静が途絶え、詳しい説明がないまま外相を解任され、不倫疑惑などの憶測が飛び交っていました。

中国外務省の毛寧報道官は9日の会見で、報道について「把握していない」とコメントしています。

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