北朝鮮当局が朝鮮総連に対し、韓国人との関係を完全に断つことなどを指示し、反発が起きていると韓国メディアが報道しました。

韓国の大手紙「東亜日報」によりますと、朝鮮総連は北朝鮮当局から受けた指示を13の項目に整理。

朝鮮学校を支援しようとする韓国の市民団体や人物との関係を完全に断つことや、過去に発行された朝鮮半島の地図の使用禁止を命じる内容で、朝鮮学校などに文書で伝達されたということです。

北朝鮮は、金正恩総書記が去年の年末に韓国と敵対的な関係にあると宣言して以降、南北間の接触の遮断を進めていて、今回の指示もその一環とみられます。

東亜日報は、「朝鮮総連はこれまで祖国統一を綱領に掲げてきたが、北朝鮮当局の指示によってアイデンティティを根こそぎ否定された」と指摘。

「指示の内容を知った同胞たちの反発は相当なものだ」と報じています。

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