中国・吉林省でカメラが捉えたのは、大雨で冠水した道路を進む1人の男。

近くには、警察官の姿が。
男が何やら叫んでいます。

男:
行かせてくれ~!

警察官:
それ以上進むな!

男は茶色く濁った水に体の半分ほど浸かりながら、先に進もうと必死です。
すると、男は突然、泳ぎ始めました。

警察官:
いいかげんにしろ!

男:
行かせてよー!

そのまま泳いでいくのかと思いきや、何だか男の様子が変です。
一体どうしたというのでしょうか。

映像には、動画を撮影していた住民たちの「え?泳げないのか?」という声が。
どうやら、泳げないようです。

ようやく柵につかまった男は、どうしても水から出たくないようで、近づいてきた警察官に水をかけて抵抗します。

泳ぎ切った先に、男が豪雨被害を案じた何かがあったのでしょうか。
泳げないにもかかわらず、男がそこまで泳いでいきたい理由、それは、飲酒運転。

現地メディアなどによると、車を運転中に警察官に止められた男はアルコール検査を拒否。

飲酒運転の発覚を恐れ、冠水した道路を泳いで逃げようとしたということです。

ところが男は泳げず、すぐに溺れかけ、最後は警察官に助け出されました。

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