中国で新型コロナウイルス感染拡大の現状を発信したことで実刑判決を受け、2024年5月に出所したばかりの女性が再び拘束されたとみられることがわかりました。

中国の人権問題などを扱うウェブサイト「維権網」によりますと、元弁護士で市民ジャーナリストの張展さん(41)は8月、別の人権活動家を支援するため甘粛省を訪れ、その後、実家がある陝西省に戻ったところ警察に拘束されたということです。

張さんは、2020年に新型コロナの感染拡大で封鎖された武漢の状況をSNSで発信していましたが逮捕・起訴され、懲役4年の実刑判決を受けたあと、2024年5月に出所していました。

中国では、人権活動家や弁護士などが刑期を終えて出所したあとも当局の監視が続くケースが相次いでいます。

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