北朝鮮の対外経済相を団長とする代表団が23日イランを訪れるため首都平壌を出発しました。イランと軍事協力の拡大につながるのか注目されます。

朝鮮中央通信によりますと尹正浩対外経済相が率いる代表団はイランを訪問するため23日に飛行機で平壌を出発したということで乗り換えのため北京の空港に姿を見せていました。

韓国の聯合ニュースは北朝鮮高官がイランを訪れるのは異例だとして、「北朝鮮とイランが"親ロシア"を軸に軍事協力を拡大するのではないか」との見方を伝えています。

また別の韓国メディアは、北朝鮮が「超大型ロケット砲」を発射したとする22日、ロシア軍の関係者が北朝鮮入りしていたと報道。関係者が視察するなかで発射が行われた可能性を指摘しています。

一方、このロケット砲発射についてアメリカが国連安保理決議違反だ非難したことに対し金正恩総書記の妹・与正氏は24日アメリカは日本や韓国と連携し軍事演習を繰り返していると指摘、「盗人猛々しい強弁だ」と反発する談話を発表しています。

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