アメリカ大統領選挙の民主党候補となったハリス副大統領は29日、立候補表明後初めて、メディアのインタビューに応じ、大統領に選ばれた場合閣僚に共和党員を任命する意向を示しました。
ハリス副大統領は、アメリカCNNテレビのインタビューの中で、「最も重要な決定を下す際、異なる意見や異なる経験を持つ人がテーブルに着くことが重要だ」と述べ、大統領に就任した際、閣僚に共和党員を起用する考えを示しました。
また、国境政策の厳格化など従来の方針の変更を指摘されていることについては「価値観は変わっていない」と批判をかわしました。
さらに、共和党のトランプ前大統領がハリス氏について「インド系アメリカ人から黒人になった」と指摘したことについては、「使い古された脚本だ」と一蹴しました。
最新の世論調査でハリス氏の支持率は45%でトランプ氏を4ポイントリードしています。
トランプ氏は、インタビューを受けて、自身のSNSで、9月10日の「テレビ討論会で彼女が詐欺師だということを暴くのを楽しみにしている」と述べ、ハリス氏が大統領選への立候補で政策の一部を変更したことを批判しています。
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