パレスチナ自治区ガザの攻撃を巡り、全米各地の大学でイスラエルに抗議する活動が広がっている。写真はニューヨークのコロンビア大学で23日撮影(2024年 ロイター/Caitlin Ochs)

パレスチナ自治区ガザの攻撃を巡り、全米各地の大学でイスラエルに抗議する活動が広がっている。学生がキャンパス内にテントを張りパレスチナ支持を訴えているのに対して、大学側もこうした学生の排除に動き、多数の学生が逮捕されている。

カリフォルニア州では名門カリフォルニア大学バークレー校で学生が他大学の学生と連携してテントを設営。同州アーカタのカリフォルニア工科大学ハンボルト校ではパレスチナ支持のデモ隊が敷地内の建物を占拠したためキャンパスが閉鎖された。

ミネソタ州立大学では大学側の要請を受けた警察がテントを撤去した。ニューヨーク警察によるとニューヨーク大学では22日夜、デモ参加者120人余りが逮捕されたことを受けて新たな抗議活動が発生。コロンビア大学では先週、学生の逮捕者が100人を超えた。

コロンビア大学、エール大学、ニューヨーク大学などは19日以来の逮捕者が数百人に達している。

ニューヨーク大学は22日、校内の緊張が高まっているなどとして対面授業を中止し、年内は対面とオンラインを併用する形で授業を行うと発表した。



[ロイター]


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