国連安全保障理事会は、イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘停止を求める決議を全会一致で採択しました。

レバノンを拠点とするヒズボラの司令官が先月、イスラエル軍に殺害されたことをきっかけに両者の間で戦闘が激化しています。これについて、28日、国連安保理は…

国連安保理議長
「決議案は全会一致で採択されました」

「広範囲にわたる紛争につながる高いリスクを伴う」と警告し、双方に戦闘の停止を求める決議を全会一致で採択しました。

ただ、イスラエルの国連大使は、レバノン国民へのメッセージとして「ヒズボラと対決するか、国が混乱に陥るのをただ見ているか、選択が迫られている」「我々は自国民を守ることを躊躇しない」と話すなど戦闘停止に向けた動きは見通しが立っていません。

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