11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続落した。

朝方発表された3月の米卸売物価指数は前年同月より2.1%の上昇で、インフレの圧力を背景に、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ開始時期が想定よりも遅れるとの観測が強まっている。

結局、ダウ平均は前日比2ドル43セント安の3万8459ドル08セントで取引を終えた。

また、ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、271.84ポイント高の1万6442.20と約3週間ぶりに最高値を更新した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。